薬膳ごはん。
薬膳ごはんセミナーにいってきました。
薬膳おかしのお店「ねこやなぎ」さん。
会社のすぐ近所にあって、たまにおやつを買いにいきます。
会社の人のお誕生日にも。
このお店で、ときどき薬膳ごはんのセミナーを開催されているのです。
内容は、おいしい薬膳ごはんをいただき、
その日のテーマの薬膳的なお話と、メニューに使われた素材の薬膳的効能を勉強します。
勉強・・・といっても、これはこんなことに効果がありますよ~、的な。
これは老化防止に、というワードがでたら、いちいちわーっと盛り上がる。
それくらいの年ごろの女性が集まって、わいわいと楽しく学ぶ会でした。
この日のテーマは「秋の養生」。
秋は空気が乾燥し、呼吸器系のトラブルが起こりやすいことから、
肺をうるおす、ということがひとつポイントになるそう。
体にうるおいをもたらす食材は、白い食材が多いということで、
こちら、今回のメニュウ! おいしそーでしょ^^
全体にしろっぽいです。
☆さんまと長芋のパン粉焼き
☆れんこんのアグロドルチェ
☆里芋とアボカドと落花生のサラダ
☆洋風さつまいもごはん
(写真はないけど、)
☆きのこと白きくらげの豆乳スープ
そうかこれが体をうるおしてくれるのか・・・と思いながらいただくと
おいしいだけでなく、食材に対するありがたさが増します。
そして、その季節にあった食材というのは、ちゃんと旬のものなのですね。
すばらしいです。
そして、
☆ふわふわ杏仁豆腐
デザートもしろ。
この杏仁豆腐ね、レアチーズケーキみたいな食感ですごくおいしかったよ~
お茶は凍頂烏龍茶。
わたしは、ちゃんとごはんはつくるけど、
いかんせんレパートリーが少なく(おうちでは、ごはんとみそ汁があれば基本満足というエコな食生活をおくっているので)
つかう野菜は片寄りがちだし、旬にもうといほうだと思う。
スーパーにいけば、今なんでもそろってるからさ~
こうやって、この季節はこんなだから、この食材はこんなふうによくて、
実はそれは旬のものなんだよーなんて説明をしてもらえると、
これまで目を向けていなかったものにも手がのびるというものです。
そして、旬のものはおいしいのだ。
☆
そして、そのセミナーを受けました数日のちに、
なんと、りっぱなれんこんをお裾分けしてもらったのでした。
引きの強さ、あるわー^^
じゅーと焼いて、塩とこしょうで食べる。
肉でも野菜でも、焼いて塩で、は間違いないおいしさ。
長芋もそえてみました。
なんか写真がくらいな。まいっか。
れんこんの甘味がおいしーい。さくさくといただきました。
そして本日は、ならったレシピを再現してみましたよ。
きのこの豆乳スープ。
白きくらげはないけれど、「きのこは3種類以上いれてくださいね!」は守りました。(しいたけ、しめじ、エリンギ)
そして、うちにはコンソメキューブがないので、
こんぶをひとかけと、みそを溶かして和風に仕立ててみました。
洋風スープ皿もないので、ちょうどよかった。
里芋とアボカドと落花生のサラダ。
は、わりとレシピに忠実に。・・・でもないか。
まず、「落花生」ではなく、おつまみコーナーの「バタピー」です。
スーパーになかったんだもん。
からいりして、キッチンペーパーにとって、きもち油をおとしました。
そして、ゆずこしょうがなかったので、ふつうに黒こしょうをひく。
あとはだいたいレシピのとおりに。
里芋の皮むきに超てまどり、つぶすころにはさめはじめていて、
ちょいと大変でした。(そうなにをかくそうわたしは不器用。)
でも。これはとってもおいしくできたのでした^^
養生メニューのなかでもお気に入りの一品だったので、自分でつくることができてうれしい。
☆
東洋医学的に、肺と皮膚、さらには大腸がつながっているそうで、
肺の乾燥は、肌あれや便秘にもつながっているのだとか。
・・・実はこれわたしはとてもよく理解できます。自分の体的に。
もともと、皮膚に不調がでやすいタイプ、そして便秘にもなりやすい。
そして、そんなわたしは、呼吸がたいへんに浅いです。すーはー
最近は、自分の体を癒すということに気をつかっているせいか、
これらの不調はいずれもずいぶんとましにはなっていますが、
そうか~これらはぜんぶつながっていたのだな~と納得。
いろんなことにつながりがみえると面白いな。
とりあえず、この秋はれんこんといもをどしどし食べて、
ますますぷりぷりな体で過ごすことができるように、養生したいと思います。