餃子。
実家から写メールが届きました。母からです。
餃子です。
母は70歳となった今も、毎日、毎日料理をします。
わたしは中学生の頃から実家をでるまで、ずっと母のつくったお弁当を持参していました。20年以上です。
(今は、自分でつくった弁当を持参します。)
いつだったか料理が好きかと尋ねたら、いやそうでもない。と答えました。
そのわりには「きょうの料理」をはじめとする月刊料理本を毎月数冊購入し、
毎週土曜日は朝6時から土井先生の料理番組をかかさず見ています。
そんな母が、苦手やねんといって自分ではほとんど作らなかった料理が、餃子です。
ぜったいに具が皮からはみ出すし、焼いている間にぼろぼろになるのだと言って、
だいたいは王将の焼き餃子か味の素の冷凍餃子を買ってきていました。
その母が。齢70にして、苦手を克服したと。
めでたいわ。
「どうですか。まあまあでしょ。」
おいしそう。
食べたいな。
またつくってもらお。